神衛の合気道 実戦に対応する合気道

神衛は実戦に対応する合気道を指導しています。ただし、それは「強引」「乱暴」「好戦的」という事ではありません。

威圧的な態度、脅迫、恫喝、痴漢、暴力行為、などのあらゆる攻撃や犯罪などから身を守る行動こそ、現代の日本の社会における実戦です。例えば、恫喝をされても、暴力に対処出来る能力があれば毅然と対応出来る、それも実戦です。毅然とした対応は戦いなのです。

神衛には戦技研(戦闘技術研究)という実戦対応の研究と訓練を行う講座があります。ここでの研究や経験において、多くの事が分かりました。

目指すものが違うと行き着く先も違うのです。目指す先が実戦対応の場合、そこに至るのに必要な注意点というものがあります。戦技研では、そうした注意点を整理してきました。なので、学ぶ方は迷う事無く最短距離で実戦対応の合気道を身に付ける事が可能となります。

 

上図のように小さな差異に思えても、時間が経てば天地の差と言えるくらいに大きなものになります。

動作には身体の各部の位置、角度、動作のスピードやタイミング、力の置きどころ、など多くのポイントがあります。
心を鍛えていくにも同じように多くのポイントがあります。

合気道は、「道」という言葉が表す通り、学ぶ事で何処かに辿り着く道そのものです。しかし全ての合気道が同じ所に行ける道という訳ではありません。

皆様が目指すものが何か、合気道を始めようとした理由に「強くなりたい」という気持ちがあったのか、など是非お考え下さい。「強くなりたいから合気道を始めたい」と思われた方には、神衛の稽古こそお求めになられたものだと自信を持って言わせて頂きます。

戦技研については戦技研のページをご覧下さい。

2017年1月11日

神衛について 神衛という言葉の意味

神衛は「しんえい」と読みます。色々な意味を込めて代表の久島が考えた造語です。

【「しんえい」は「真鋭」】

「至高無比の『真鋭』こそが我々日本人の『武』の本質である。」
(家村和幸著「闘戦経」並木書房より抜粋)

日本最古の兵法書「闘戦経」に出てくる「真鋭」という言葉は、人間性と技を磨き上げ、権謀術数を駆使して攻めてくるような敵など、誠の心で放つ鋭い一撃にて両断する思想を言い表しています。

それはまさしく我々が目指す合気道の姿でもあります。

そして精強である精鋭の更なる上位の存在が真鋭です。
(家村和幸著「闘戦経」並木書房)

我々は「真鋭」を目指す訓練を行う団体です。

【「しんえい」は「新鋭」】

兵器は、最新鋭が最強であるのが必然です。合気道も同じです。

我々は伝統と基本を大切にしながら、戦技研という実戦対応訓練においては常に技法と理論のアップデートを怠りません。

【「しんえい」において、神衛の「神」は養神館の「神」】

この場合の「神」は精神、つまり心という意味になります。

神衛とはつまり、悪い欲望に流れそうな心を守る(衛)という意味としています。

【「しんえい」において「神衛」は、団体代表の久島俊樹が考えた造語】

守られる側からはあたかも神の如く見え、害悪を与える側からはあたかも鬼神の如く見えるほど、圧倒的な力で守るべき命を完全に守りぬく(衛)ことを言い表す意味を持たせています。

2017年12月1日