AIKIDO STYLE
合気道は生き方、であると私達は考えています。
AIKIDO STYLE、これは「合気道は生き方」という提言をカッコよく言ってみた言葉です。
合気道には立ち方や座り方があります。そして立ち方、座り方そのものが直接、技に結びついています。
つまり、合気道において、技が美しい人は、そのまま日常生活においても、立ち方や座り方が美しいものです。
どうして美しいか。
つまり、それが理に適った動きだからです。
そして、そうした動きを可能にするには、身体もそれに適応していなければなりません。
理に適った動きが出来る身体は、やはり美しくなるのです。
動作が美しくなり、見かけも美しくなる。
それだけではありません。
何のためにそれをするのか、それをするとどうなるのか。どうして、そうなったのか。
合気道においては、そのようなことを学び、実践して納得していきます。
自分は知らずこういうことを考える人間だったのかと気付き、これからの生き方に必要な考え方を学ぶことができます。
合気道には、そういう理があります。
その理を学ぶことによって多くのことを得られ、自分のライフスタイルがより心地よくなっていくことに私達は気付きました。
合気道の技法は、日常生活の所作のものと重なります。歩く、曲がる、座る、立つ、など、日常生活において私達は色々な動作を行います。その動作で人を倒すのが神衛が考える合気道です。
・歩けば人が倒れる
・曲がれば人が倒れる
・座れば人が倒れる
このような事を書くと、皆様は驚かれるかもしれません。
歩いていたら前から人がぶつかってきました。
合気道の体さばきで、さらりとかわします。
何事もありません。
上の画像は、倒してはいませんが、合気道では当たり前の体さばきが、駅構内など混雑した場所で起こりがちな対向してくる人とぶつかりそうな場面で合気道が活きる場面です。
前から男が来ます。
近づいてきたら、いきなり刃物で切り付けてきました。
よけるのと同じ体さばきを駆使します。
このようなに対処してます。この後に制圧します。
そして。
いきなり掴まれてしまいました。
自分の腕を相手の腕の上に乗せます。
座る動作、この場合は膝を着く動作ですが、これで倒せます。
まだまだ沢山の例を示す事が出来ます。
日常生活の中で、気負わず、ありのまま自然に暮らし、しかし、突然の危険にも難なく瞬時に切り抜けるように生きるスタイル(生き方)は素敵ではありませんか?
これを私達はAIKIDO STYLEとして提言しています。