Q
合気道を始めたら、いつまで続けたらいいですか? やはり初段を取るまでですか?
A
合気道に対する興味が失せたら、合気道をやっていても面白くなくなったら、稽古に行くのが楽しみでなくなったら、合気道をやっている事に意味を見いだせなくなったら、というような状況になった時にお考えになってみてはいかがでしょうか。
神衛においては、合気道は初段から稽古が始まる、と考えています。初段までに学んだ技術と作り上げてきた信頼関係が、高度な稽古実施を可能とさせるのです。信頼をされる事は誇りとなります。信頼出来る人がいる事は感謝になります。そうした環境で得た実績は、自信となります。
その段階になると、合気道と日常生活は一体化しており、道場に通う事が出来なくても、合気道の稽古そのものを日常生活で行っているはずです。そうなると、合気道をやめるという考えと、道場に通う事をやめるという考えは別のものとなるので、そのあたりの考えが分かって頂けるようになるまでは、合気道を続けられても決して無駄にはならないでしょう。
初段を取得して合気道をやめてしまうのは、例えれば、飛行機で旅行に行って、到着した空港を出ないで、そのまま引き返すようなものです。
神衛では、身に付いた合気道の技術が本当に実際の闘争で使えるものかどうかを実験し、更に実力向上を目指す為の研究・訓練を行っています。それは戦技研ですが、戦技研に参加すれば恐らく合気道の追求への向上心が燃え立つだけでなく、指導を求められる立場になるでしょう。
戦技研を受講しなくても、実力向上のタイミングで立場が変わり、次のテーマが見つかるはずです。
いつやめればいいか、という事は最初から考える必要はございません。また、退会については、お気軽に出来ます。