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例えば。
道を歩いていて、いきなり片腕を切り落とされた。
しかも周囲に犯人らしき人物はいない。
普通はパニックになるであろう。
しかし戦技研会員なら冷静に周囲を見渡し、二次攻撃に対処すべく避難できそうな場所を探し速やかにそこに移動する。その際切り落とされた片腕を確保し、止血も施す。
同時に連絡手段を確保し救助と犯人逮捕への手はずを整える。
犯人を確認し、さらなる被害者が出そうな状況ならその対応を判断する。
被害者を救う覚悟を決めたのなら、いかに出血しようとも犯人と格闘し必ずこれを逮捕する。
両腕、両足を切り落とされたら、転がって噛み付いてでも相手を倒す。
心臓がポンプの働きをして、脳に思考する機能が多少でも残っている限り、相手を倒すために全力を尽くす。
人を守る為に戦うことは自分を守るためでもある。
そして闘いを一度始めたら、相手を倒すまで絶対に闘いをやめてはならない。
何が起こってもパニックにならないようにする。
現実を見据え的確な状況判断をして、ここぞという時に死に物狂いの力を発揮する。
例え、命を失う事になっても、己の理性と誇りを持った最期を飾れるようにして欲しい。
そして最後まで、生きるための最善の手段を講じなければならないのは、言うまでもない。
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