12.見学は予約しないとダメですか?

Q

仕事の都合で、見学の予約をしても確実にお伺い出来るか心配です。
また自分の個人情報をあまり知られたくないので、可能ならば予約なしで見学に行きたいのですが、可能ですか?

A

不可です。予約は原則です。

過去において見学者を装った犯罪者が道場内に紛れ込んだ例が複数件ある関係で、どこの誰かが分からない人を道場内に立ち入らせる事はしない方針を取っています。

ご理解とご協力を賜れたら幸いです。

2017年3月28日

11.全くの初心者ですが大丈夫ですか?

Q

当方、全く合気道をした事がない初心者ですが、大丈夫でしょうか?

A

大丈夫かどうか、というご質問においては、ご見学にいらした際、対応した担当者が「大丈夫」と判断した場合は問題なく大丈夫です。ただし、入会された後は、「大丈夫か?」という心配は捨てて、稽古を楽しむようにして下さい。

千葉県内の養神館合気道の団体で最初に初心者クラスを設置したのが神衛(旧千葉道場)です。

合気道の事が何も分からない初心者の方に、合気道の事を理解して上達して頂くのは、指導する側から申し上げると、実はかなり大変な事です。

合気道の運動量からは大変さはあまり感じられなくても、技を理解していく事については大変さを感じる方は少なくはありません。

そして、苦労して覚えた技も、実際の闘争にそのまま使えるようになるかと言えば、どうも自分には自信がない、という状況になった時、以降の合気道のやる気が失せてしまうかもしれません。

初心者クラスを作りました、だから初心者でも大丈夫です、という単純な話ではございません。

神衛は、そうした事も含めて初心者クラスに向けた稽古プログラムを作っています。

覚えが良くない、運動神経の発達が一般レベルより遥かに未熟、物事への集中力が弱い、など、そうした方に向けての対策プログラムなども充実しています。

これには合気道専用道場ゆえの強みであり、また、実戦対応クラスという特別な研究を要する課題に取り組んできた実績から得られた、という神衛の特殊な事情が背景にあります。

また初心者の方が一番心配されるのが、「稽古の流れを自分が足を引っ張って止めてしまい、他の人に迷惑をかけるのではないか。そして自分が他の人から邪魔に思われるのではないか。」という事ですが、初心者クラスでは勿論そのような状況が起きる事はございません。

見学にお越し頂いた際、稽古の様子をご覧頂き、担当者に相談をされて下さい。

 

2017年3月27日

10.呼び捨てにされますか?

Q

指導員や先輩などから名前を呼ばれる際、呼び捨てにされますか?

また、「お前」と呼ばれたり、命令をされたりしますか?

A

あり得ません。

神衛では、先輩後輩という人間関係の区分を廃しています。会員どうしの呼称は年齢や社会人学生に関係なく「さん」とお呼びする事になっています。18歳以下の学生(多くが中高生となります)の場合、そうした方々は男子であれば「君」、女子であれば「さん」または「ちゃん」と呼ばれる事がありますが、指導者の判断に委ねられています。

先に入会している会員を「先輩」と呼ぶ事も禁じています。

もし神衛に入会されて、先に入会した者から「お前」呼ばわりをされたり、命令をされたりした場合、必ず指導員、相談員にお話をして下さい。そうした行為をする者は、遅かれ早かれトラブルを引き起こしますので、当方としてもそうした情報は重要視します。

指導員の指示を無視したり、道場規約を故意で守らない行為をした場合、指示より強い「命令」をします。その際、問題行動の当事者に対して、「お前」という言葉が出る事は状況的にあり得ます。ただし、そのような悪質な人間が入会しないよう十分な配慮はしています。

 

2017年3月21日

09.お歳暮、お中元、年賀状などについて

Q

月謝や審査費用など所定の費用以外で、例えば、お中元、お歳暮、その他、お土産的な気遣いなどはどうすれば良いでしょうか。

また、年賀状など指導者や他の会員に出さないといけないのでしょうか。

A

神衛においては、お中元、お歳暮、お土産、その他、定められている費用以外でお気遣いは無用です。

年賀状につきましても、神衛では「禁止」としています。年賀状を口実として他の会員の住所などプライバシーを探る行為を防止する為です。

 

2017年3月21日

08.いつまで続ければいいですか?

Q

合気道を始めたら、いつまで続けたらいいですか? やはり初段を取るまでですか?

A

合気道に対する興味が失せたら、合気道をやっていても面白くなくなったら、稽古に行くのが楽しみでなくなったら、合気道をやっている事に意味を見いだせなくなったら、というような状況になった時にお考えになってみてはいかがでしょうか。

神衛においては、合気道は初段から稽古が始まる、と考えています。初段までに学んだ技術と作り上げてきた信頼関係が、高度な稽古実施を可能とさせるのです。信頼をされる事は誇りとなります。信頼出来る人がいる事は感謝になります。そうした環境で得た実績は、自信となります。

その段階になると、合気道と日常生活は一体化しており、道場に通う事が出来なくても、合気道の稽古そのものを日常生活で行っているはずです。そうなると、合気道をやめるという考えと、道場に通う事をやめるという考えは別のものとなるので、そのあたりの考えが分かって頂けるようになるまでは、合気道を続けられても決して無駄にはならないでしょう。

初段を取得して合気道をやめてしまうのは、例えれば、飛行機で旅行に行って、到着した空港を出ないで、そのまま引き返すようなものです。

神衛では、身に付いた合気道の技術が本当に実際の闘争で使えるものかどうかを実験し、更に実力向上を目指す為の研究・訓練を行っています。それは戦技研ですが、戦技研に参加すれば恐らく合気道の追求への向上心が燃え立つだけでなく、指導を求められる立場になるでしょう。

戦技研を受講しなくても、実力向上のタイミングで立場が変わり、次のテーマが見つかるはずです。

いつやめればいいか、という事は最初から考える必要はございません。また、退会については、お気軽に出来ます。

2017年3月9日

07.戦技研に参加したいのですが

Q

戦技研に参加したいのですが、どういった手続きを経て受講出来るのでしょうか。受講資格などはございますか?また、開催されている日時や期間、費用などについて教えて頂けますか。

A

戦技研の受講資格は、初等教育課程につきましては下記の通りです。

・神衛在籍である(他団体の方の参加は出来ません)

・初段以上が望ましいが、一般の方は3級以上が必須。身体に危害を加えられる危険を伴う任務に就く公務員は、6級以上でかつ戦技研受講に向けた特別研修を受講する事が必須。民間警備会社の社員については一般として扱う。

・稽古に臨む姿勢が良好で人間性に認める点がある事。

・期間は六ヶ月間、日時と費用は非公表。

手続きについては下記の通り。

・初等教育開始時期が近付いたら、道場内にて募集を告知。

・受講希望者のうち、受講資格を満たす方にのみ、案内をお渡し説明を行う。

・期限内に手続きを完了して頂く。

以上のようになります。

訓練日に参加出来ない場合、指定日に補講を行います。一度、受講許可がおりたら、どんなにお仕事がお忙しくても見捨てる事はしません。

 

2017年3月9日

06.併修は可能ですか?

Q

空手と合気道に興味があるので、どちらも習いたいのですが、大丈夫でしょうか?

A

併修自体は問題ありませんが、開始時期については相談して下さい。空手と合気道を同じタイミングで始めた方は、多くが両方を挫折しているようです。

空手と合気道に限らず、合気道と他の何かを学ばれる事について、お話をします。

ランニングやヨガのような、追求すれば大変だけど、手軽にやっても問題ないトレーニング的な運動なら合気道との併修は、いつ始めても大丈夫です。

空手など他の武道や球技、ダンス、あるいは楽器、など、技術や覚えたり理解しなければいけない事が多い習い事は、併修における開始時期をずらした方が良いでしょう。

開始時期をずらす際、楽器と合気道ならば半年から1年間程度、空手と合気道ならば、どちらかを初段取得してから、というタイミングを目安として下さい。

また重要な事ですが、併修をする際は必ず、指導を受ける先生に相談をして下さい。決して自分の判断だけでは行わないようにしましょう。

ただ、異なる合気道団体の併修は、神衛において基本的に認めていません。また、剣術や杖術についても、合気道の剣や杖とは異なるものですので併修をお考えの方は事前にご相談下さい。

ここからは蛇足ですが。

突き、蹴り、などの技術に興味がある程度で、空手を合気道と併修されたいという事であれば、神衛においては戦技研にて指導をしています。後ろ回し蹴りなど空手を十年以上やっていても理解しづらい高度な技法も、正しく身に付けられます。

また神衛において戦技研を受講された空手経験者全員が、「空手での苦労は何だったのだろう。最初から神衛で合気道だけをやっていれば良かった。」と言っています。

ただし、松濤館流や剛柔流などの型を学んでみたい方は、やはり空手道場に行かれるのが良いでしょう。逆も言える事ですが、空手では合気道では学べない何かを学べます。また、空手の組手を通して、合気道の型稽古だけでは学べない、組手で相手と競う、という経験も貴重な人生の財産になるはずです。

2017年3月8日

05.業務の関係で安定した出席が厳しいですが

Q

業務の関係で安定した出席が難しいですが、合気道は学んでみたいと思っています。そういう方も稽古に参加されている例はございますか?

A

はい。一年を通じて安定した出席が出来ない方も、神衛では何人もの方が合気道の稽古に取り組まれています。

シフト制のお仕事、出張が多いお仕事、繁忙期があるお仕事、などの方などは、ご無理のない形で稽古にご参加されています。そしてきちんと初段取得をされています。

神衛はそもそも、初心者の為の合気道道場、という目的の他に、忙しい社会人の為に、という目的を持って設立されました。(もっと勉強が出来るようになりたい学生の為に、という目的もあります)

実力が平均的水準に達するには、週に1回の稽古頻度は必要ですが、無理に平均水準の実力を求める必要はございません。級を最低限のレベルで上げておいて、時間に余裕がある時に実力調整を行うなど、色々と対応法はあるものです。まず一度、見学にお越しになって相談される事をお勧めいたします。

※平日の夜間の稽古など、稽古終了後に30分程度だけ稽古に参加される方もいらっしゃいます。

 

 

2017年3月7日

04.体験は出来ますか?

Q

合気道に興味があるのですが、自分がついていけるか自信がないのと、少しやってみて続けられるか考えたいので体験をさせて頂きたいのですが可能でしょうか?

A

体験につきましては、神衛所属の会員の方の紹介のみ可能となります。

将来的にはトラブル防止の対策を考えた体験を行うかもしれませんが、現在のところ体験というシステムはございません。

 

2017年3月7日

03.審査は何級からありますか?

Q

審査は何級からありますか?

A

審査は

10級~9級・・・基本動作のみで同一内容、成績によって決まる

8級~6級・・・基本動作と基本技2種で同一内容、成績によって決まる

一生懸命稽古して技をきちんと覚えた方は、最初の審査で6級合格するケースが多いです。

回答としまして、審査は10級からあります。しかし、現実的には入会して最初の審査までに十分な稽古が出来た人は6級合格、入会してすぐ審査を受ける人は9級合格という様子です。

審査は毎年6月、9月、12月、3月に行われます。6月審査を考えた際、5月に入会された方は9級合格、3月に入会された方は6級合格するケースが大体のパターンです。

以降参考までに。

5級

4級

↑ここまでが白帯

3級

2級

1級

↑ここまでが茶帯

↓ここから黒帯

初段(週1回だと3年前後、週2回だと1年~1年半)

弐段

↓ここから袴着用可(女性は4級から袴着用可)

参段

・・・

 

2017年3月6日