久島流杖術は一時的な名称としています。
「久島流杖術の位置付け」
久島流剣術は合気道学習用剣術と位置付けています。
久島流剣術 ⇒ 合気道
という流れで合気道の習得につながっていきます。
それに対して久島流杖術は合気道の応用と位置付けています。
合気道 ⇒ 久島流杖術
という流れになります。
ただし合気道未経験の方でも久島流杖術の習得は十分可能です。合気道を始めたばかりの合気道未経験者が在籍する千葉県警察合気道同好会の会員が、職務で使う警杖を使う為の初心者向け技法から学んで頂く体系になっています。
「久島流杖術の特徴」
久島流杖術の特徴はいくつもありますが
・対ナイフ
・対複数人数
・突く、打つ、だけでなく、投げる、抑える、という技法がある
・小銃を携行している際の格闘戦にそのまま使える
・活殺自在
・対剣、対杖、だけでなく、剣取り、杖取りといった技法もある
という事が挙げられます。
神道夢想流杖術をはじめとする古流杖術は、ほぼ全てが対剣としての内容となっています。これに対して久島流杖術は上記のように現在の犯罪で多く用いられるナイフなどに対応する事に主眼を置いている事が大きな特徴と言えましょう。
「久島流杖術とする理由」
久島が全責任を取るという意味で久島流としているのが主たる理由です。加えますと、神衛や久島をよく知らない入会したばかりの初心者の方が、この杖術の理論や体系を久島が考えたのではなく、他の団体の盗用をしていると誤解されないように名称を「久島流杖術」としました。