指導担当の久島です。
以前なら、オリンピックが始まると、ランニングやジョギングを始める人が増えたような気がしています。
なので、パリオリンピックを見た人が、オリンピック競技でもない合気道、それも養神館の合気道に興味を持ってくれたら嬉しいと、可能性がかなり低い希望を抱いています。
女子体操選手が喫煙と飲酒でオリンピック出場辞退という事で世間は騒いでいます。
事情を知らない部外者が大騒ぎしている感がします。私も知りませんが。ここで出場辞退をさせとかないと、今後の選手に対して示しがつかないから、という事を日本体操協会が考えたとしたら、確かにその通りです。しかし、正解は選手の出場辞退ではなく、日本体操協会会長を含めた幹部と監督がオリンピック後に引責退任、とする事です。監督が選手に
「酒と煙草、気が楽になるならいいんだよ。」
と言った事にすれば良かったのに。選手は出場してメダルを取って、それでいいと思います。
柔道男子の日本人選手が負けました。締め技が入って、審判が待てと言っているのに相手選手が締め続けて落ちた、それで一本負けになった、それはおかしい、という事で日本側は誤審だと主張しているようです。
実戦だったら、締めが入っている段階で勝負ありです。競技なら、審判が待てと言ったら、そこで技は解かれます。その時点で落ちていなかったなら、決着はついていない事になります。だから抗議はしたくなるでしょう。
審判が待てと言って、技をすぐに解かなかったら「指導」以上の反則にしなければいけません。そういう規則がなかったというのが驚きです。
だけど、オリンピックにおける柔道の外国人審判なんて、経歴が怪しい柔道の素人がやっている可能性がある事は関係者なら重々承知をしているはずです。だから、締め技が入るような状況になってはいけなかったのですが、それよりも、オリンピックの柔道競技がこれほどにデタラメな環境なのかと驚くばかりです。
オリンピックは見る時間がないので、残念ながら応援が出来ません。だけど競泳は見たいです。
10年以上前、私は水泳をトレーニングに取り込んでいました。コーチについて教わっていて、マスターズの大会を目指していました。競技って、いいなぁ、とここまで書いて思い始めました。
合気道は競技ではないので、競技にはない良さはありますが、競技の良さも逆に合気道をやると分かってきます。そして、合気道自体は競技をする人のトレーニングに役立ちます。
そういった話もしていきましょうかね。