いざない


このページは、神衛にご興味を持って頂きながら、なかなか見学に踏み切れない方へのメッセージとなります。このホームページ全体が、そうした目的でつくられていますが、神衛は「実戦対応の合気道」を標榜しているので、そのあたりで二の足を踏まれる方が少なくなくいらっしゃるようです。ですので、敢えて「いざない」のページを設置しました。

合気道には良いところもあれば、問題となるところもあります。それはあらゆる武道に言える事であり、武道に限らず全ての事柄も同様です。

逆に問題意識を持たないなら、合気道には何の問題もないと思うでしょう。そんな合気道の取り組み方もあります。また、問題意識を多少は持っていても、その問題に目をつぶっていたり、または不平不満を言って悪感情のガス抜きをして、問題を解決せずに済ます取り組み方もあります。

神衛においては、合気道における問題や課題を考え、それらへの対策を講じる努力を続けています。

色々な目的の人に対応している団体
神衛では「実戦対応の合気道」を指導しています。しかし、それは「厳しい指導」、「きつい稽古」を行っている「怖い道場」という事ではありません。逆に、「落ちこぼれ」のような人が出ないように、稽古の目的を提示し、誰もが自身の目標に向かって合気道に取り組めるような指導をしています。

例えば、神衛では「合気道は合気道、実戦は戦技研」と分けて指導をしていますが、これも「実戦志向の人と、そうではない人」を分ける為に行っています。

合気道を学ぶ事で得られる効果は多くあります。だから、それらの効果のうち、ご自身に合った目的で合気道にお取り頂く事が大切です。

神衛で合気道を学んで頂く際に効果があるのは、護身、格闘の能力等の獲得の他に

美容
健康
能力向上(仕事を含めて)
精神鍛錬
自分の生き方を実現する
生きる意欲の向上
自分の可能性を高める
充実感を得る
人生を価値あるものにしていく
日本の伝統の学び
人間関係の広がり
驚きと勉強の連続を体験

このような事を書くと、多くの方が半信半疑になるかもしれません。その疑いについては、ここでは説明しません。ここで言いたい事は
「身体のスタイルを良くしたい、だから合気道をやってみたい」
「健康を気にしてきたので、健康の為に合気道をやってみたい」
「勉強に取り組まないといけないのに、集中力がないから合気道をやってみたい」
「他に趣味がないから、趣味として合気道をやってみたい」
というような理由で合気道を始める事は、神衛でも歓迎しています。

↑もともと養神館は塩田剛三先生が、「レジャーとしての合気道」を標榜されて設立されています。神衛も養神館の道場として、当然の事ながら塩田剛三先生の志を引き継いでいます。(画像は「塩田剛三著 合気道の楽しみ方 西東社 昭和44年9月発行」表紙)

敷居の高さへの挑戦
現在、神衛の課題の一つは、神衛に興味がある人に対して「敷居が高い」と感じさせているのではないか?という事です。

もし皆様が街中で刃物を持った男に襲われて、どこかに逃げ込もうとしたとします。見ると近くに、お店が並んでいます。そこに神衛の道場があるとします。その道場の敷居が高い場合と低い場合、皆様はどうされますか?

敷居が高いと思える道場に逃げ込めば、犯人も追いかけてこない可能性が高く、また、犯人が道場内に追いかけてきても道場の人達が犯人を捕まえてくれる、と思いませんか?

また
「助けて!」
と助けを呼べば、敷居が高いと思える道場からは、皆様を助けに道場の人達が駆け付けてくれそうだと思いませんか?

神衛は皆様に信頼される団体である為に、志を高く持ち活動をしています。

養神館として、合気道として、神衛は受け継いでいるものが多くあります。伝統や格式はとても大切なものです。日本に伝わるそれらを海外から学びにくる人達が多くいらっしゃいます。失われたら二度と元に戻せない大切な事を、ないがしろにする訳にはいきません。

道場にお越しになって、稽古に参加されて、志を持ち武道に取り組めば、皆様の心に新たな誇りが生まれ、その空気こそが皆様が道場の外で感じた「敷居の高さ」とお分かりになるはずです。「敷居の高さ」と感じるものの正体は、皆様が自身が自分を知る事でお分かりになってくると思います。

つまり、そうした事が敷居の高さに見えてしまっていても、決して皆様を拒絶しているわけではないのです。

「志を高く持って取り組んでいるから、敷居が高いように見えるのであって、それは決して拒絶ではない。」という事です。

私達は皆様をお待ちしています。

2024年9月現在、このページはまだ未完です。これからも、お伝えした事を書き足していく予定です。
2025年2月24日改訂「色々な目的の人に対応している団体」を追加