
指導担当の久島です。
神衛のホームページには
「心」と「命」について、合気道を通じて考えを深めていく稽古を行う団体です。
と記載しています。(神衛について)
合気道の稽古をしていれば、自動的にそのような事の考えが深まる訳ではありません。
だからこれは、方針があります。
考えを深めると言っても、哲学的なアプローチではなく、定型的なものです。
何の為に戦うのか?
「心ある命を守るため」
何故心ある命を守るのか?
「命は失われたら二度と同じ命は生まれないから」
心ない命は守らなくていいのか?
「心ない命は、加害行為さえしなければ、関わる必要はない。」
ここまでは、
「そうだよな。」
という感じで思って頂けたら結構です。この先から、どう考えるか、です。
心とは何か?
「まだよく分からないが、優しさ、思いやり、誰かの為に何かをしたい、という気持ちが起こるところ。憎しみ、怒り、妬み、悲しみ、などという気持ちも起こる。優しさ、思いやり、怒り、悲しみ、など色々考えを深めていく必要がある。」
こんな感じで心のことについて、皆様と一緒に合気道を通して考えていこうと思っています。
心を鍛える、とか、勇気とは何か、とか、いろいろとお話をさせた頂く機会になりそうです。それをお聞きになって頂いて、皆様が感じたり考えたりする事があれば、私にお話をして頂きたいです。
そして、心についての取り組み、というテーマであれば、まだまだ他にもお話したい事が沢山あります。
その人にとって辛く悲しい出来事が起きて、その人が悲嘆の状況であるにも関わらず、
「くよくよしても仕方がない。元気だせよ。」
とか言っている愚か者とかいますが、そんな人間に自分がなってはいけませんし、また、そんな人間と関わらない為にも、合気道の稽古がお役に立てれば嬉しいです。