指導担当の久島です。
先日、訳があって、テニススクールのホームページを見ていました。その訳については、またいつかお話させて頂きます。
そのホームページで、コーチが
「テニスは老若男女が楽しく取り組めるスポーツです。」
と言われていました。私はそれを読んで大きな違和感を感じたのです。
テニスではラケットの正しい振り方があるはずです。しかも、ただラケットをただ振れば良いのではなく、正しくボールにラケットの面を当てなければいけないはずです。
正しいフォームでラケットを振り、正しくラケットの面にボールを当てる、というのは、かなり難しいと思います。
しかも狙ったところにボールを送る事が求められます。
更に。
飛んでくるボールのコースを予測し、そこに移動しなければいけません。恐らく走って移動して、移動したら正しいフォームで正しくボールを面に当ててボールを送り出す、という事を試合では相手がミスするまで続ける訳です。そんな事は、老若男女のうち、若男女しか出来ないのではないでしょうか。そもそも老だと老眼とか視力の問題もあるでしょう。
球技はやはり、ボールを扱う事で難度が上がってしまいます。
その点、合気道だったらボールを扱いません。
ボールの代わりに人間が、色々と考えて動いてくれます。ボールだったら空振りするところでも、人間は合わせて動いてくれるから、そうした心配は不要です。
だから、合気道は老若男女誰でも出来ます。
それでもご心配な方は、久島流剣術から始められる事をお勧めします。
久島流剣術とは、養神館合気道学習用剣術として神衛でつくられたものです。
ご興味をお持ち頂けたら幸いです。