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次なる挑戦へ(6/23改訂)

指導担当の久島です。

気付けば6月です。2月に投稿をしたきりでした。

当団体には、ADHD、発達障害、境界知能、パーソナリティー障害、といった方も稽古にいらしています。

パーソナリティー障害は別として、こうした方々には合気道の技を覚えるのは至難です。

技を覚えないと上達はしないし、努力をしないと技は覚えられません。しかし、上達していないのに自分では上手だと思ってしまうのが、こうした人達の特徴です。私の指導は褒めて伸ばす方針だからかもしれません。褒められた事が嬉しくて、ついつい有頂天になってしまいがちになってしまうのでしょうか。

以前の私は、こうした人達の事について分かっておらず、指導していてイラつく事がありました。

色々と勉強をして、こうした人達の事について理解するようになり、指導の仕方や目標設定など考え、対策を講じています。

ADHD(50代、男性)の方で、当団体に入門する前には10団体ほどの武道団体に入会されて、そして出席1回から数回で退会された、という会員さんがいます。その方は当団体に入会されて4年ほどになります。4年も継続しているなんて凄い事だと思います。その方も凄いし、私が考えた対策に協力してくれた他の会員さん達のおかげです。

私は、合気道は諸刃の刃になりかねない武道だと思っています。武道としての合気道にもなるし、宗教に近いカルト団体、あるいは勘違いした人達の奇妙な集まり、にもなり得ますし、実際にそうした団体もあります。

私は合気道の実戦対応だけでなく、多くの人達の求めに応じられるような合気道の取り組み方を研究してきました。こうした取り組みの努力も、ようやく花開くタイミングを迎えたように感じています。

しかし、やるべき事はまだまだあります。これからも努力していきます。

合気道を通して自分の課題に向かい合いたい方、歓迎します!

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