養神館合気道 神衛(しんえい)は、旧名称は養神館合気道 千葉道場です。
専門の実戦対応クラスを有する団体です。
実戦対応クラス「戦技研」のような訓練体系は世界に類を見ません。
つまり世界で唯一のクラスが持つ団体という事です。
その実績として、千葉県警察職員の有志によって、合気道同好会にて戦技研は行われています。
公表出来ませんが、戦闘証明(combat proven)は多くあります。
戦技研の評価が世に出ていないのは、当団体が喧伝していない事の他に、戦技研受講者には守秘義務を守って頂いているからです。
「心」と「命」について、合気道を通じて考えを深めていく稽古を行う団体です。
私達は合気道を稽古する団体ですが、武としての強さを目指す事を第一にしています。
優しい心、思いやりのある心、誰かの為に何をしたいという心、そのような心は至宝といえるものです。
そうした心は命に宿ります。
そして、そうした心が宿った命は、何も人間だけに限ったものではありません。
そして、生きとし生けるものにとって、命はたった一つしかない大切なものです。
武の本義は、心ある大切な命を理不尽な暴力から守るもの、と私達は考えています。
だから心や命について考えを深め、ただ一度の人生をより良いものとなる一助となるような合気道に取り組んでいます。
女性が安心して合気道の稽古に取り組める団体
コロナ禍で女子部が解散となっており、現在は女性だけのクラスはございません。しかしながら、女子部で培った方針(男性とは組まない等)は現在も引き継がれています。
一般部と同じ時間帯に女子部も行われています。
「女子部」は元々、NHK文化センター千葉教室にて行われていた「女性のための合気道」に端を発しています。「美容と健康」を第一の目標として、教養講座としての体力レベルを堅持しながら、初心者クラスや一般クラスであっても、女子部として無理なく合気道の稽古に取り組んで頂いています。
将来的に独立した女子部は復活する方向にあります。
初心者の為の合気道学校
当団体は合気道の道場ではありますが、英会話学校や自動車教習所のようなコンセプトとしています。英会話学校や自動車教習所において、学生どうしで先輩と後輩の人間関係が生じる事はありません。神衛も同じ考えで、先輩後輩という人間関係を排しています。指導者は講師に過ぎず、師匠と弟子のような人間関係はありません。言葉遣いも敬語です。
ただし、道場に刃物を持った輩が立ち入った場合、白帯の前には茶帯が立ち、茶帯の前には黒帯が刃物を持つ者の前に立ち塞がる気概は大切です。(黒帯が何もしなくても、指導者が賊を制圧しますので、ご安心下さい。皆様は絶対に安全です)
退会もお気楽に遠慮なく
合気道の道場ではありますが、乗合バス、列車のようなコンセプトとしています。合気道を学ぶ目的は人それぞれです。つまり自分の目的地が来たら、そこで降車すればいいのです。合気道が合わない、道場が合わない、指導者が合わない、そのような理由でも全く問題ありません。
神衛の自慢ですが、退会された会員さんが数年後に復帰される事は多々あります。また遠くに引っ越しされるので退会された会員さんが、関東に来たついでに道場に顔を出してくれたり、ついでに稽古に参加してくれたりする事はよくあります。
とはいえ、こうした方針を逆手に取るような方は入会はお断りします。「他団体に所属しているけど神衛の様子を知りたい、難しい技だけ神衛で教わりたい」「箔付だけで合気道経験者となりたい」などという方は、見学を申し込まれる際には必ず問い合わせフォームにて相談をして下さい。お話の内容によっては、お力になれる事もございます。
・基本クラス
初心者から4級までの方が学ぶクラスです。
中学生以上の男女で心身ともに健康であれば、どなたでもご参加出来ます。
・一般クラス(基本クラスと併設)
中学生以上の男女で心身ともに健康であれば、どなたでもご参加出来ます。
・黒帯研修クラス
初段以上の有段者のみ参加可能です。レベルが高い内容を学んで頂きます。
・実戦対応クラス
「戦技研」と言います。養神館合気道を学んだ人を対象とした専門の実戦対応クラスです。
詳しくは戦技研のページをご覧下さい。
・女子部
NHK文化センター千葉教室で開催されていた講座「女性のための合気道」を引き継いだクラスです。
教養講座としての体力レベルを堅持して、どなたでも無理なく稽古にご参加出来ます。
コロナ禍で解散し、現在は一般クラスにて同時に稽古を行っています。
ただ、神衛は常設道場であるので、時期がくればいつでも復活出来ます。
・少年部について
まだ神衛では少年部は開催していません。
2024年9月現在、試験的に小学3年生男子が父親と親子で一般部の稽古に参加しています。
近日に少年部スタートが出来るように準備をしています。
セクハラ パワハラへの対策
この画像は極端ですが、稽古場所に到着したら指導者と先輩全員に、この画像のように挨拶に行かなくてはいけない、というルールがある団体はあります。
神衛は飲み会など行事がありません。当団体は武道を学ぶ学校としての自負があるので、アルコールを飲んで親睦を深めるような事はしません。
指導者も含めて誰が誰に対しても敬語で話をします。
他の会員さんの連絡先を含めたプライバシーを尋ねる事を禁じています。
問題が起きないように常に注意喚起をしています。
萎縮、依存、盲信への対策
萎縮、依存、妄信などの心の状態になってしまう事は、武道に取り組み目指す事とは真逆となります。先輩後輩、師匠弟子、仲良しグループのような人間関係は、強い立場の者には居心地が良く、弱い立場の者には萎縮しやすくなります。どちらの立場であっても、自身が強くなる為の心のあり方ではありません。
当団体は武道団体として健全なあり方を模索し、人としての強さとは何かを考え、それに向かって楽しく有意義な取り組みが出来るように留意していきます。
理論の道場
何故そうするのか、という事を理論で説明しています。最初は感性で理解をしても、その理解した内容を言葉による理論に落とし込まないと記憶は薄れ、上達に繋がりにくくなります。理論を学び、理解し、自身も理論的に考える能力を身に付ける事は、出来ない事の原因を追究したり、上達の為に何をするのかを考える力を養う事になります。
そして、肩書や立場だけで相手を判断せず、相手の能力や人間性も理論的に考えられるようになるでしょう。それは人を見る力を養う事でもあり、同時に自身が人としてどうあるべきか何を目指すべきかを考える力になるはずです。
後技両手・両肘・両肩持ち自由技、多人数取り、など上級者向けの難しい技法を正しく学べる道場
弐段審査以上になると審査科目に、上記にあるような「後技両手持ち自由技」と言った難しい技が出題されます。このような技法を塩田剛三先生ご本人が、ご指導された記録は養神館にはなく、養神館本部道場道場長だった千田務先生が唯一、基礎理論を開拓されました。千田務先生が開拓された理論を足掛かりにして、神衛では難しい技法の理論を整理し、全ての道場生が理解出来るように体系化しています。
一度に二人、三人の相手が攻撃してくる多人数取りも、「入り身突き」や「変な当身(ビンタ)」に頼らずに制する体さばきを理論化して指導しています。
これらの理論は、神衛の外に出る事はありません。
JR千葉駅西口から徒歩7分の常設道場
JR千葉駅西口から歩いてすぐのビルの5階にある道場です。敷いてある畳は飛躍受け身でもショックを受けにくい合気道用の特注品です。空調も、大勢の人が運動をしても十分に能力が発揮出来る強力なエアコンを導入しています。清掃は稽古ごとに消毒液を畳などに噴霧して清潔な状態を維持しています。打撃練習用のミット類も充実しています。