いざない

合気道には良いところもあれば、問題となるところもあります。それはあらゆる武道に言える事であり、武道に限らず全ての事柄も同様です。

逆に問題意識を持たないなら、合気道には何の問題もないと思うでしょう。そんな合気道の取り組み方もあります。また、問題意識を多少は持っていても、その問題に目をつぶっていたり、または不平不満を言うだけで済ます取り組み方もあります。

神衛においては、合気道における問題や課題を考え、それらへの対策を講じる努力を続けています。

敷居の高さへの挑戦
現在、神衛の課題の一つは、神衛に興味がある人に対して「敷居が高い」と感じさせているのではないか?という事です。

もし皆様が街中で刃物を持った男に襲われて、どこかに逃げ込もうとしたとします。見ると近くに、お店が並んでいます。そこに神衛の道場があるとします。その道場の敷居が高い場合と低い場合、皆様はどうされますか?

敷居が高いと思える道場に逃げ込めば、犯人も追いかけてこない可能性が高く、また、犯人が道場内に追いかけてきても道場の人達が犯人を捕まえてくれる、と思いませんか?

また
「助けて!」
と助けを呼べば、敷居が高いと思える道場からは、皆様を助けに道場の人達が駆け付けてくれそうだと思いませんか?

神衛は皆様に信頼される団体である為に、志を高く持ち活動をしています。

養神館として、合気道として、神衛は受け継いでいるものが多くあります。伝統や格式はとても大切なものです。日本に伝わるそれらを海外から学びにくる人達が多くいらっしゃいます。失われたら二度と元に戻せない大切な事を、ないがしろにする訳にはいきません。

道場にお越しになって、稽古に参加されて、志を持ち武道に取り組めば、皆様の心に新たな誇りが生まれ、その空気こそが皆様が道場の外で感じた「敷居の高さ」とお分かりになるはずです。「敷居の高さ」と感じるものの正体は、皆様が自身が自分を知る事でお分かりになってくると思います。

つまり、そうした事が敷居の高さに見えてしまっていても、決して皆様を拒絶しているわけではないのです。

私達は皆様をお待ちしています。

2024年9月現在、このページはまだ未完です。これからも、お伝えした事を書き足していく予定です。